管理人のるあせすです。
バチィッ!!
静電気が起こる原因と仕組み
私たちの普段の生活の中で静電気は発生しています。衣服が擦れるときや自動車から降りる際の動作などが原因で静電気が体に蓄積されていきます。
図のように、+と-が始めはバランスよく保っていますが(一番上)、服とか擦れたときにはそれぞれの片方に+と-が偏ります(二番目)。放電時に偏っていた+と-の電気が一気に放電されて元に戻ります(三番目)。
厳密に言えば(二番目について)、何かの拍子に原子同士がぶつかったときに-の電気が強い+の方へ引き寄せられて偏ってしまいバランスが取れていない不安定な状態になってしまいます(帯電状態ですね)。
で、+状態のものが-状態のものに触れてしまうと、-が+の方へ「バチッ!」と音を立てて流れ込み(放電)ます。これが静電気です。
体の静電気を逃がす対策は?
壁や地面を触る
電気を通しやすい金属類のドアノブなどに触る前に、壁や地面を触れましょう。壁や地面を触ることにより、体に溜まった電気がほぼ放電されます(セルフのガソリンスタンドに「はじめにタッチ!」と書かれている静電気除去シートも同じ原理です)。
ただし、ガラスやゴムは電気を逃がさないので要注意です。
指先ではなく「グー」「パー」で触る
指先で金属類のドアノブなどに触れて静電気が起きるのは、体に溜まった電気が一ヵ所から一気に放電するからです。一点に電気が集中してしまうために痛みも倍増してしまいます。
「グー」や「パー」で触れることにより、体に溜まった電気が手全体で分散されるため効果的です。ただ、個人的には「グー」の方が「パー」よりも静電気が起きてしまっても痛みの度合いが違うと思いますので、「グー」で触るのがオススメです(人によるかも)。
静電気除去グッズを身に着ける
静電気グッズは、
- スプレー
- ブレスレット
- キーホルダー
- シート
と様々なタイプがあります。出かけるときにはブレスレットやキーホルダータイプを、家ではスプレーやシートタイプでそれぞれ対策を練れば良いです。
これらの中でも、私はキーホルダータイプの静電気除去グッズを用いています。小さくてアクセサリーとしても活用できますので重宝しています。
「Anti Shoc」を使用してみた感想
たくさんある静電気除去グッズの中でも、株式会社ラウダが販売している「Anti Shoc」を紹介したいと思います。
・スイスからやって来た、ヨーロッパで人気の静電気防止グッズ(キーホルダー)
・人体に帯電している静電気を大幅に軽減し、除去
・使い方は簡単。先端を車のドアなど金属部分に近づけるだけで、”バチッ!”とくる静電気を”光り”に変えて放電
・金属部はすべて真鍮製で、高品位な質感
・半永久使用可能
大きさや使い方は?
こちらは実際の商品購入時の状態です。裏に日本語で書かれた説明書があるので読んでおきましょう。
中身を取り出した状態です。大きさも小さいため(綿棒ぐらいの大きさ)、家の鍵などにつけてキーホルダーとして使えます。
「Anch Shoc」の中身です。内部には静電気が流れるとオレンジ色に光るランプがあります。このランプが点灯すると静電気が除去したよという合図になります。
使い方は、リング側を持ってドアノブなど金属部分に近づけるだけです。ただ持ってるだけでは効果ありませんので、必ず金属部分に近づけて使用してください。
「Anti Shoc」のメリット・デメリットは?
「Anti Shoc」を使用してみて感じたメリット・デメリットをまとめてみました。
・コンパクトで邪魔にならない
・静電気が除去されたのが分かりやすい
・電池交換がないため買い替え不要
静電気が除去されたのが目に見えて分かるのが一番のポイントですね。ブレスレットなどせっかく身に着けていても静電気が除去されているかなんて分かりませんからね。
また、電池交換などがないため買い替えもないため、半永久的に使えるのが最大のメリットです。何度も何度も消耗品を購入していたら費用も馬鹿になりませんからね。
・常に持ち歩く必要がある
・ランプが壊れやすい?(下記参照)
このようなタイプは常に持ち歩く必要があります。コンパクトで持ち運びも容易ですが、人によっては邪魔になるかなと思います。
デメリットというデメリットはあまり存在しない物ではないかと思います。
しかし、購入元のAmazonレビューにはこのような内容があります。
似たような商品がいくつかありますが、それらも同じように内部のランプ部分は壊れやすいのだと思います。恐らく、体内に蓄積された静電気の量によっては耐えきれず破損、じゃないかなと思っています。半永久的に使えるものの、ふとしたことで破損しランプが点灯しなくなる可能性はあり得ますので要注意です。
実際に使ってみての感想は?
メリット・デメリットを紹介しました。実際に使ってみての感想はこのようになりました。で、他にも使用感など体感での感想は、
静電気に困ることは少なくなった
です。これに尽きます。私はほぼ毎日と言っていいほど静電気に困っていました。金属のドアノブがあれば誰かに開けてもらうか別の扉に行くか、エレベーターのボタン周りが金属だらけで押すのに苦労したりと数え切れないほどあります。
冬場であれば長袖の服を着ているので、手を服で覆ってドアノブに触れたりして対応していました。壁とかも触れたりしていますが、あまり出先の壁や地面を触れるもんではないかなと思ってます(汚れるし)。
最後に
今回は静電気の仕組みから対策から、静電気除去グッズ「Anti Shoc」についてご紹介しました。
静電気で困っている方は多いと思います。私も何度も嫌な思いをしていますので、それを少しでも軽減できればと思い記事にしました。
是非、本記事を読んで少しでも参考にしていただければ幸いです。