災害・対策・経験談

熊本地震から7年もの時を経た今は?【過去への清算】

管理人のるあせすです。

熊本地震から7年もの時が経ちました。当時の体験談と災害への備えなどについては下記からいけます。

災害に備えて家庭で出来ること【経験者が語る対策まとめ】管理人のるあせすです。 ※熊本地震から7年が経ちました。災害対策の役に立てたらと思い書いた記事になります。 近年、自然災害に...

7年間、過去から目を背けていましたが、とあるきっかけで現地に赴くことがあり、これを機に被害にあった現地に行ってきました。今回は、私が過去に行っていた・実際に被災した場所についての旅レポになります。

あれから7年もの時が過ぎた今は?

被災した年は、色々と嫌な思い出もあるため過去から目を背けてきましたが、ふとしたきっかけで熊本に赴くことになりました。

町並みも当時と変わり、懐かしさを感じながら回りました。

震災場所までは車で行くしかないので、レンタカーを借りて現地まで行ってきました。

被災した場所は震災ミュージアムとして

学び舎は無くなり、今は震災の記憶を忘れないよう2023年7月15日に展示施設が開館、震災ミュージアムの一部として遺すことになりました。

倒壊の恐れもあるかもしれないため、流石に建物の中には入ることができませんでした。許可が必要みたいだが、どうしても建物、いや、もしかしたらではあるが、当時の私が所属していたサークルの残骸が敷地内奥の原っぱにあるかもしれないのだが、それを見つけることは叶わぬ願いだと感じ校舎を後にしました。

地震当時の凄まじさが物語っていましたが、よくもまぁ生き残ったなと思いました。

残念ながら奥の研究棟は解体されており、何もかも無くなるんだなと感じました。

ワンピースのキャラクター「ニコ・ロビン」像がありました。これを目当てに熊本県内を回っている観光客が後を絶たないとか。

住んでた村内は半分そのままで半分無くなっていた

私が住んでいたアパート跡地は更地のままでした。この付近は全体的に手付かずの状態でした。近くに新たな家もあったので、写真は私の住んでたアパート跡地しか映していません。

少し散策しましたが、この周辺のアパート群はすべて無くなっていました。残っているのは元阿蘇大橋近くのアパートぐらいかと。

橋も震災の跡地として残っていますが、ここを活用していた人間からしたら、もう無いんだなと思う場所の一つです。震災の爪痕が残る場所の中でもここは一番生々しい場所である。

私がよく行ってた観光場所

全部回り切れなかったのですが、よく遊びに行っていた観光場所は今も変わらずに現存していました。

有名な場所の一つであるホギホギ神社ですが、当時に比べて塗装が新たに塗られて綺麗になってる様子でした。電脳神主も健在でしたね。相変わらず異世界にでも来たのかという場所でした。ここは、パワースポットとしても有名な場所のため、金銭面にお困りの方は行ってみてください。

阿蘇神社も綺麗になっており、大きな楼門も2023年12月には復旧工事が終わるそうですね。

他にもよく行っていた場所があったのですが、時間も無くなってしまい行くことができなかったが機会があればまた行ってみたいです。

最後に

あの日から7年もの時が経ち、忘れてしまいたい過去も少しだけ癒されたと思います。もちろん完全に無くなるわけはないのですが、今のこの生きている時間を大事にしなければといけないと感じています。

過去は戻らないのだから、今あるこの時間を大切にしないと前には進めません。亡くなった人たちの分まで、あの日倒壊したアパートから生き残った私の使命かもしれません。