管理人のるあせすです。
浪人するメリットとかデメリットってあるの?
あとは、自分の意思を貫くことだね。
今回は自分の経験談を含めて、浪人してしまったときの過ごし方などについてアドバイスが出来ればと思い記事にしました。
浪人って何?
1.古代、本籍地を離れ、他国を流浪している者。浮浪人。
2.(「牢人」とも書く)中世・近世、主家を自ら去ったり、あるいは失ったりした武士。江戸時代には幕府の大名取りつぶし政策などにより著しく増加し、政治・社会問題となった。浪士。
3. 入学試験や入社試験に不合格となり、入学や就職ができないでいる人。また、職を失って、きまった職のない人。「一年浪人して志望校を目ざす」引用元:goo辞書より
今回の記事内容としては3つ目の意味の方ですね。
過年度生=浪人生は言い換えれば「無職」です。私自身、浪人を経験しましたけど大変でした。勉強が嫌いでしたので一年間勉強漬けは地獄の日々です。私の場合、浪人になるべくしてなってしまった(無勉で挑むという暴挙)ので必死に勉強しましたね。
浪人の勉強環境
浪人すると決まったときにまず考えるのが「勉強する環境」についてです。宅浪するか予備校に通うかを考えると思います。それぞれのメリットとデメリットを簡単に紹介します。
宅浪の場合
宅浪のメリットは予備校に通うお金が必要なく勉強できる点と好きな時に勉強する時間が作れることです。予備校に通うには莫大なお金が掛かってしまいますので、お金を掛けずに勉強出来る方は宅浪で良いかもしれません。
しかし、デメリットもかなり大きいです。好きな時に勉強できるということは、サボろうと思えばいつでもサボれる環境にいるということです。誘惑も多く自分の意思が固くなければ現役の時よりも学力が低下し、最悪怠け癖がつくことも。
予備校の場合
予備校に通うメリットは強制的に勉強する環境にいますので、自分から勉強するのが苦手だと思う方は予備校に通った方が良いです。また、コースにもよりますがテキストが貰えるのでしっかりとマスターすれば対策出来ます(もちろん、自主学習も忘れてはなりません)。他にも、自主学習の教室に通えたり出来るので勉強する環境は一通り整っています。
予備校に通うための費用は、コースにもよりますがかなり掛かります。結構な金額なのである意味プレッシャーも圧し掛かってくることも。また、馴れ合いの場になる可能性もあります。中には遊びに来ている人も(実際に何しに来てるのだろうと思う人がチラホラいました)。
浪人になってしまった場合の気の持ちよう・考え方
確固たる意志を持つこと
浪人になって頑張ることは意思を強く持つこと。とにかくこれに尽きます。浪人経験者から言いますと、とにかく不安でいっぱいになる日々が続きます。しかし、「大学に行く」という目標がありましたので、勉強はなんとか頑張れました。目標に向かって勉強する気持ちを持っておけば、がむしゃらに頑張れますので、目標はしっかりと決めておきましょう。
適度な休息を
勉強ばかりだと息が詰まってしまいせっかく勉強した内容も頭に入らなくなることもあります。そんな時は無理せずに一旦ペンを止めて休むことも大事です。ストレスが溜まっていくので、ストレスの発散も適度にしてください。
妥協を考えた方が良いときも(最終手段)
自分のレベルがどれくらいかを把握して勉強していくと思いますが、浪人期間は自分を見直す時間でもあります。無理だと思ったら諦めることも重要です。個人によって差はありますが、どこかで躓いてしまうこともあると思います。時間があれば、躓いたところは修正出来ると思いますが、本番が近い場合、最悪レベルを下げた方が良いです。合格するために勉強すると思いますが、人間どうしても出来ないところが出てしまうものです。最終手段ですが、無理だと思ったら妥協することも考えておいた方が良いです。
浪人したら色々と不利になることがあるか?
はっきり言ってそんなことはありません。あるとしたら、生涯年収に差が少し生まれるぐらいです。就活でもそんなに不利になることもなく特に問題はありません。就活も特に問題なく出来ましたし学生生活中はネタにして過ごしてました。
両親の協力は必然
金銭面的なものもありますが、プレッシャーを与えないことも親の務めです。本人だけが辛い状況にいるわけではないので、そこは忘れないように。
身内が敵になってしまうと意味がありません(ただの地獄です)。そうなるとうまくいかない場合が多いので親身なって支えてあげてください。
浪人したくない場合は勉強しよう
浪人を経験したくないなら勉強はしておこう。学校の勉強だけでなく、受験勉強をしておくことです。そして、基礎は固めておくこと。基礎が出来なければ何も出来ません。高校二年ぐらいから勉強を始めていれば受験には間に合いますので勉強は早めにやっておきましょう。
私の浪人経験談
上述にもありますが、私は浪人になるべくしてなった人です。始めは「浪人か」という気持ちで一年過ごしましたが、本当に大変でした。
しかし、浪人した一年間は無駄じゃなかったです。希望大学には行けませんでしたが(とんでもないミスをしてしまい棒に振りました)、希望していた学部には行けましたので正直満足しています。友人もでき、クラブ活動や卒論研究も大変でしたが楽しい学生生活を送れました。
また、地元の大学には興味ある大学・学部がなかったので、現役で合格しても、だらだらと過ごすだけの大学生活になってたと思います。そういった意味では浪人して自分のしたいことを見直す時間が出来て良かったと感じています。
最後に
浪人してしまうと一年が大変です。しかし、自分を見つめなおす時間でもありますので、しっかりと有効活用することで、受験は突破できます。
浪人した経験は必ずどこかで役に立ちますので胸を張っていきましょう。浪人してる人はしっかり勉強して合格を勝ち取り夢の大学生活をゲットしてください。
大学受験がうまくいくことを祈っています。