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ロフト付きの物件って実際どうなの?ロフトのメリット・デメリットを教えます

管理人のるあせすです。

代用くん
代用くん
ロフト付きの物件って住んでいて便利なの?
るあせす
るあせす
私はロフト付きの家に20年近く住んでるけど、利用する人間によってはメリットになるんじゃないかな。でも、利用しない人間にとってはデメリットにしかならないから気を付けてほしいことを覚えておいてほしい
セカンド
セカンド
今回はロフト付きの家に20年程住んでる人が書いてる記事になりますので、ロフト付き物件に住みたい方や戸建てにロフトを設置したいと考えてる方の参考にしてもらえればと思います

代用くん
代用くん
(お前、久々に見たよ・・・)

ロフトとは?

ロフトは、屋根裏部分の空間を利用したスペースのこと。下記の条件をクリアすると「階」としての「部屋」ではなく「ロフト」が認められます。

・天井高さが最高で1.4mを超えないこと
・昇降は取り外し可能なもの(はしごなど)を用いること
・2階の床面積の1/2以下であること

引用元:小屋裏利用の物置の取扱いについて

上記にも書きましたが、ロフトは居住スペースではなく収納スペースになります。ただ、屋根裏の空間スペースを利用するので、小さな子供にとって自分の部屋のように扱うこともでき、見方によっては秘密基地にような感じになります。

るあせす
るあせす
子供の頃は何も考えずに小さな部屋程度の認識しかしていませんでしたね

ロフトのメリット・デメリット

ロフトのメリット

・収納スペースが増える

押し入れだけでなく、本来なら利用することがない屋根裏スペースを使うことができるので、収納スペースに困ることは、ほぼなくなります。ただし、収納スペースへ物を運ぶ際、物によっては注意して運ぶようにする必要があります(デメリットの項目で解説)。

・寝室など、自分だけのスペースを過ごせる

布団を敷けば寝室に、ちょっとしたミニ作業机をおけば趣味の空間に様変わり。一人の空間になりますので、誰にも邪魔されずに過ごせるというのがメリットですね。

・季節によっては快適空間になる

暖かい空気は上に溜まる性質があるので、冬場のロフトは快適空間になります。それでも、100%暖かいとは限らないので、ホットカーペットなど敷くと過ごしやすくなります。持ち運びも容易で敷くだけのため、安全性もバッチリです。

 

メリットが少ないと思いますが、収納スペースが普通より一つ多いということだけでも最大のメリットになります。所有物が多い方にとっては快適な趣味空間としても利用できるので、余計なスペースを使わずに済みます。

ロフトのデメリット

・物を運ぶのが危険

ロフトは収納スペースとしては最高の空間ですが、物を運ぶ際には注意が必要になります。軽い物を収納するスペースとして扱えば、足元がふらつくこともなく安全に運ぶことができます。しかし、高所に運ぶため、落ちてケガをする可能性があることを忘れてはいけません。

・掃除がしづらい

掃除機を持ち運ぶのはもちろんですが、狭い空間になりますので、寝室で尚且つ物を大量に置いてる方は、掃除をするのに物を動かすのは苦労します。

掃除機は軽量でコードレス仕様のものを用いれば、持ち運びと掃除のときの煩わしさがなくなるため楽になります。


 

・はしごの昇り降りが面倒

こればっかりはどうしようもありません。始めのうちは楽しい気分で利用しますが、次第に面倒になって下にずっといるなんてこともあります。

・部屋が狭くなる

ロフトの場所とはしごの形状次第になると思います。私の家では、部屋のほぼど真ん中にはしごがあるため、一部デッドスペースが生まれてしまい制限された空間になっています。賃貸の物件では壁際に設置されていると思いますが、ロフトがある物件を探している場合は必ず確認しておいた方が良いですね。

・季節によっては地獄空間になる

冷たい空気は下に溜まる性質があるため、夏場でのロフトの使用は向きません。ロフトの性質上、エアコンなどの空調設備は設置してはいけないため(ロフトとはの引用元を検索してください)、扇風機などの機器を代用・・・しても、熱波しか送られません。

対策として、エアコンの空調を下向きに固定し、そこにサーキュレーター(上下稼働できるもの)を設置しロフト部分に向かって空気を送るという方法です。多少なりとも涼しくなると思いますが、それでも暑かったらすぐに降りて涼しい所へ避難してください(最悪、熱中症や脱水症状になる可能性があるため)。

デメリットはメリットに比べて多く書いてますね。収納利用だけで見ると数はさほどありませんが、寝室などに利用すると考えるとこれだけのデメリットがあるということです。いくつか私も実践したことがある改善点を書いたので参考にしてロフトを使いこなしてみてください。

ロフト付きの物件に向いてる人と向かない人

ロフト付き物件に向いてる人と向いていない人を簡単にまとめました。

・ロフト付き物件に向いてる人
〇物が多い人
〇自分だけの空間が欲しい人

・ロフト付き物件に向かない人
×面倒くさがり屋
×整理整頓が苦手な人

面倒くさがり屋な人はロフト付き物件に向いていません。あっても邪魔になるだけです。マメで整理整頓ができる人ほどロフト付き物件に向いてます。ロフト付き物件に住もうとしている方は、自分の性格を考えてから選ぶようにしないと邪魔になるだけで後悔することに繋がります。必要か否かを考えてから選ぶようにしましょう。

戸建てのロフトはよく考えて設置すること

賃貸などのロフト付き物件は、引っ越すことで必要の是非が解消されますが、戸建ての場合はそういきません。必ず設置する前に色々と考える必要になります。

るあせす
るあせす
私の家はロフトがありますが、はしごの位置が邪魔でデッドスペースがあります。そのため部屋が狭く模様替えも毎回一苦労です・・・

もしも、戸建てでロフトを設置しようと考えてる方は、以下のことを踏まえて設置すると良いと思います。

・はしごの位置は生活空間に邪魔にならない位置に設置すること

・収納階段にする

・家族の誰かが一人でも使う人間がいるか確認すること

戸建ての場合は、リフォーム等をしない限りずっと設置されている状態になるため、やり直しはできません。また、設置するということは使用を考えているということになります。使わなければロフトがデッドスペースと化します。本当に必要かを考えるように。費用も掛かるので尚更です。

セカンド
セカンド
念のため、ロフトを設置したい方は建築会社の人とよく相談してから設置することオススメするよ。ここだけが答えじゃないからね

まとめ

ロフトは上手く使うことで収納だけでなく、寝室など自分だけの空間を持つことができます。

しかし、上手く使わなければ、ただのデッドスペースとなってしまいます。本当に自分に必要なのかを考えてからロフト付き物件を選ぶようにしてください。

ロフト付き物件についてメリット・デメリット書きましたが、迷っている方がいれば参考になればと思います。